2/7 演奏後記

昨日2月7日14:00より兵庫県三田市の光円寺にてソプラノ・ギター・津軽三味線によるコンサートが行われました。

午前中の三田市はうっすらと雪が残るとても気温が低い日となりましたが、80名余り駆けつけて下さり超満員のなかコンサートはスタートしました。

出演はソプラノ 野村佳代、ギター 日南智之、津軽三味線 野村光佑。

第一部はまずソプラノとギターで
ブラジル風バッハ第5番よりカンティレーナ(Villa Lobos)からはじまり、
18世紀のセヴィリアーナス(G.Lorca)、
ギターソロでアストリアス(I.Albeniz)、
津軽三味線とギターでスペイン(C.Corea)
再びソプラノ・ギターでグラナダ(A.Lara)、
ハバネラ(G.Bizet)

第2部は、津軽じょんがら節から始まり、
ソプラノ&ギターでカロミオベン(T.Giordani)
私の娘の悲しい面影(V.Bellini)
ギターソロでひまわり~鉄道員~愛のロマンスのメドレー
ソプラノ&ギターでマレキャーレ(F.Tosti)
私の愛しいお父様(G.Puccini)

今回のコンサートでの私個人の感想を記します。

ソプラノの野村佳代さんは舞台に出てきた瞬間からオーディエンスを虜にするオーラを持っているように思えます。また実際演奏が始まってみると声量・音程共に抜群な安定感で聴き手を魅了していきます。
リハサールの段階からそのあたりのこともよく分かっていたので、ギターで伴奏にあたり最大の効果が出るよう編曲・表現を心掛けていました。

また、津軽三味線の野村光佑さんは本業はお寺の副住職でありながら、津軽三味線で布教活動も行う新世代型の僧侶です。私自体、津軽三味線とのコラボは初めてでとても興味深く楽しみにしていました。
スペインは今回のようにパーカッションがないコラボの場合、奏者2人のリズム感が完全に一致しないと、きれいにまとまらない楽曲で、それ故に怖い曲でもあります。
光佑さんには事前にリズムトレーニンの秘策を伝えておいたので、それをもとに凄く練習してくれたようで、演奏本番は最も良い出来になったと思います。

三田のお客さんたちはノリもよくとても楽しく演奏できました。
寒い中ではありましたが、演奏が始まると演奏者・聴衆一体となってとても暑い空間になったと思います。たくさん来てくださりありがとうございました。

今回聴けなかった人のために追加公演も検討しています。

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